nature Remo E HEMS

卒fitは2024年3月。売電価格38円が8.5円(東電)〜12円になります。
当方のエネルギー環境。
太陽光発電 7.5kW 2014年3月
東電契約品目 電化上手 2008年12月
エコキュート 浴室改装でセキスイ(コロナ製・460L)に置換え 2021年11月
EV leaf(40kW) 2018年7月

卒fitを検討しました。
1.なにもしない
2.蓄電池導入
3.V2H導入
先ず、電力の使用状況をチェック。
・年間発電量 8,546.6kW(10年平均)
・年間売電量 7,027.1kW(10年平均)
・年間自家消費量 1,518.5kW(10年平均)
・年間自家消費率 17.8%(10年平均)
・深夜の電力量が朝晩の電力量を常に上回っている。
・電化上手の特に深夜価格が暴騰 12.48円(2022.09まで)→15.12円(2022.10から)→29.05円(2023.07から)
 電化上手の単価(6kVA以下) 2023年7月1日現在
 昼間 10:00-17:00 40.64円(7月〜9月は44.13円) 
 朝晩 7:00-10:00 17:00-23:00 36.07円
 深夜 23:00-7:00 29.05円

1.なにもしない 売電収入予定 59,000円 2023年の買電は160,000円 実質買電額は101,000円。なにもしなくてもいいので、気楽。
2.蓄電池 設置費(容量13kW) 250万円 買電がゼロになったとして(こう言う事はあり得ないけど)回収期間は保証期間(15年)を超えてしまいます。費用対効果は疑問。
3.V2H 防災対策としてはいいけれど、日常使いとしては電力変換効率が悪るすぎる。約30%が消失。こちらも疑問。

2023年12月(2023.11.10-12.09)の時間帯別の電力量(kWh)と使用料(円・燃料費調整額は按分)を調べてみました。深夜電力はエコキュートとEV充電(月二回程度)の使用量。
 昼間 61kWh 1,889.17円
 朝晩 199 5,253.60
 深夜 341  6,608.58
 合計 601 14,988 基本料1.320円込み

以上のdataから、深夜で使っている電力を昼間に使い回すことが合理的、と結論づけました。
EVは昼間の天気をみて充電できるとして、セキスイエコキュートは、翌日の天気予報をチェックし前日23時までに設定しないといけません。HEMSがあれば天気予報と連動できると取説にあるも、導入のハードルは高い。

12月に入って、nature社HEMSの記事が日経地域経済欄で目にとまりました。Remo E は居住地域の天気予報と連動して、エコキュートを制御するとのこと(2024年4月から有償)。対象機器はECHONET Lite仕様の機器。セキスイエコキュート(コロナ製OEM)は対象機器。コロナ純正でないため、不安はありましたが見切りで購入を決めました。
先ず東電にbルートサービスを申し込み、書類が揃ったところで Remo E を注文、12月27日10時前に配達され、開梱するとiphone風のパッケージング(写真1)。本体と簡単な説明書だけ。

設定は簡単。スマホへ Nature Remo アプリをインスト。Remo E をコンセントに差込み、wifi接続後、製品名を指定します。ここでファームウエアの更新あり。
スマートメータとの接続も簡単。東電から発行された認証IDとパスワードを入力、しばらくして接続が確認されました。接続後、売買電状況が表示されます(写真3)。
エコキュートリモコンとの接続は少々手間でした。Remo E コントロールパネルでエコキュートの追加ができれば準備完了(写真2は追加後の状態)。そしてここからが正念場。昼間沸かし上げの設定(写真4)で、セキスイエコキュートが動作すれば、私の目的はかないます。

2024.01.16 追記
昼間沸かし上げは、動作しました。
①昼間沸かし上げの設定は18時〜23時のみ可。これ以外の時間帯では反映しません、仕様です。
②昼間の沸かし上げ動作を確認しました(写真5 写真6)

2024,02.12 追記 結論
いろいろ試してみましたが、セキスイエコキュートとは連動しませんでした。
REMO E に期待しましたが、昼間の沸かし上げを自動化するには、正攻法でいくしかなさそうです。