自治会館予約システム構築 booking package
wordpress plugin 『booking package』(以下BP)を使ってみました。現在予約システムは運用中です。
自治会館予約システム構築のために、BPで予約システムを作成してみました。
私が参考したbooking package のsiteです。
リソースは、大ホール、大和室、小和室の三部屋。貸出し時間帯は、午前(9:00〜12:00)、午後(13:00〜17:00)、夜間(18:00~22:00)。
毎週活用している団体は、pluginに組み込み、予約の必要はなし。月例の利用団体は、要予約。一時的利用団体も要予約。一時的利用団体には有料の団体も含まれます。
以上の条件をpluginに反映しました。BPには有料版もあります。有料版を一ヶ月使い評価しました。利用者が予約キャンセルができる点が魅力的でしたが、取り敢えず予約キャンセルは管理人が対応することで、無償版で運営していくことにしました。
pluginのインスト、初期設定などは参考siteでご確認下さい。ここでは、会館予約に特化した内容をまとめました。
1.一般設定
サイト名 国 タイムゾーン を設定します。
メールアドレスはここで設定せず、カレンダーアカウントで設定します。一般で設定すると、二重にメールが届きます。
通貨はyenで設定していますが、電子決済ではないので必要ないかも。
2.カレンダーアカウント

カレンダーアカウントは、リソース毎に『時間枠の予約』で作成します。
作業の進め方は、時間帯が共通なので、先ずはひとつのリソースですべてを作り込み、確認が取れたら、他のリソースにコピーすると作業の手間が省けます。
『週間スケジュールテンプレート』はリソース毎の作成となります。
入力フォーム、通知、カスタマイズ、設定は各リソース共通です。
3.カレンダーアカウントで設定する項目
3.1 スケジュール

毎週活動している団体を『週間スケジュールテンプレート』で設定します。注意点は、団体名を設定したら、『予約可能な枠』を必ず0(ゼロ)にしておくこと。これを忘れると、ダブルブッキングの原因となります。
『週間スケジュールテンプレート』は、日曜日から土曜日まで作成します。
リソース毎に書き換えが必要となります。慎重に作業しましょう。
3.2 入力フォーム

予約手続きに表示する内容です。日付・時間帯はカンレンダーで指定しているので、団体名、申込者名、メール、電話番号、有料・無料(無料がデフォルト)に留めています。
アスターリスク(赤色)は必須項目。
メアドはフリーにしてあります。メアドなし、若しくはメアドミスがあっても、予約に影響はありません。
3.3 通知

新規を選択し、予約者への通知内容をカスタマイズします。ショートコードを参考にしてカスタマイズしました。
管理人への通知内容もカスタマイズできます。
3.4 カスタマイズ
画面応答の文言を設定できます。
3.5 設定
管理団体名、管理人のメールアドレス、その他諸々の項目が設定できます。諸々の項目ついては、参考site若しくは試行で理解度を上げていきましょう。
以上が設定の流れです。各項目の詳細については、項目毎にコメントがありますので、それを参考にして下さい。
2024年9月1日に会館利用者への説明会を開催しました。参加年代は30歳代から80歳代。予約システムが高齢者に受け入れられるか心配でしたが、使い方の質問は一切なく、むしろ積極的にスマホ画面に見入っていました。
念のため、lineにサポート用の公式アカウントも設けていますが、2024年9月15日現在、問い合わせはありません。予約システムは順調に稼働しています。
booking packageの完成度の高さの証ですね。ありがたく利用させていただいています。